現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

やっぱりコレだね

さて、昨夜は本家さん記事に便乗して大工の稼ぎについて書いていたら、知らないうちに自分の売り上げも年収も書いてしまって(苦笑)
という事でお蔵入り
結構苦労して書いたんだけどね
そこのチミ、幾らか聞かないの(笑)
まぁ大手企業と比べちゃいけないぜ!って事で(笑)

現場では今日から床張り
まずは掃き出しサッシの取付けから(笑)
一度入ってきたけど入隅用じゃなくて返品
ついでならとベストなサイズを指定
床張りが送れた理由ね(笑)

リフォーム現場での床張りでの一手はもちろんコレ!

こ存知利兼謹製「入隅カッター」
まずはアップデート

ノブに付け替える
4倍楽チン(笑)

敷居は捨て張りから20ミリほど
床板は15ミリ
このまま溝を突くのは少しばかりリスキー
そこで野縁で抑えておく

一分短く切って両端を楔で寄せれば化粧に傷をつけない
これで少しは気が楽に

あとは自分と入隅君を信じ迷わず突けよ!
突けば分かるさダー!(笑)

それでも心配なんで深さは4.5ミリほどに

そしてここがこの道具の生きる道

言わずもがなの入隅さ(笑)
他の道具じゃこうはいかない

相方のトリマーを忘れたので、今回は木端45度カットで対応

溝幅は床天から6ミリ
45度にするとMAX6ミリは入る勘定
溝が浅ければその分しか入らないけどね(笑)


で、1枚目はさっさと完了!
出入りだけで墨に合わせればいいのさ

ここら辺の納まりは溝を突いたからこそだね
すこぶるお上品(笑)


心配した敷居も問題なくOK!
結果として突き付け張りより時短になるかと


で、縁側は完了!
右側にある和室は5寸ほどの小上がり
そこには少し秘密の納まりがあって透かし張りで

仮にここが敷居の場合は先にこっちから張って以前紹介した掃き出し際の床起こし張りで対応
敷居が厚ければがっつり溝突いて行って来い!で

アメリカンブラックチェリーは書いてある通りに張ってみた
暴れん坊な気配がチラホラと
なのであえて一晩パッキン残しでどんなもんか様子見を
皆さんに言われたように、いろいろと面倒いのは確かだった(笑)