現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

入れ間違い

さて、身分不相応な最高級腰袋を買って以来大切につかってきた
最高級品とあって革はしなやかで柔らかい
使うほどに馴染みしっくりと来ていた
しかしここに来てさらに柔らかくなり玄翁を落とす事が
解体仕事ならまだしも仕上げ仕事なら死活問題
そこで入れる所を変えてみた

初めての玄翁差し
これまで腰袋や鑿差しに付いている玄翁差しも使った事がなかった
それ故ここに差さない
そりゃそうだ
大工になってからずっと他に入れてた訳だからね
今日一日中試して成功率は2割もない
気付けば元の木網
意図して差しても他を探してるし(笑)
我慢して使い続ければ慣れるもん?

身分にあったそれなりの腰袋を探そうかな?