現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

思い出の紐面

さて、とある鉋を入手

刃幅は30とかなり小さいけど何か付いている
ひっくり返してみると

3分角くらいの堅木が

木端鉋と言うらしい
使い方はもちろん木端に使う(笑)

天井に使う杉羽目板
この羽目板も壁際は目空きで張るので木端が表しに
ただ実際に木端が見える事はほぼない
けれども丸ノコ痕のままじゃ気が重い
荒い肌は傷みやすいだろうし

そこで鉋であげるが156×12と幅広なので立てても落ち着かない
かたさん考案の木端クランプは間違いないけど、数が多くやっぱり手間
ならば普通に寝かして横から木端上げればいいんだけどね

でもこの鉋を見つけちゃったもんでついつい(笑)
ちなみにコレ楽々ワンタッチ

堅木を引っ掛けるようにシャーと

そのまま紐面取りに使う為にとくっ付いている堅木を面取りしてみたらうまくいった(笑)
これで木端と面取りの二得鉋(笑)
くっ付いている堅木をもう少し幅広で可動式にしたら刃持ちも良くなりそう

ちなみに紐面とは、糸面より少し大きいけど角面と言うには小さい面の事
かつて兄弟ブログと言われたtaka311さんの置き土産
もう直ぐ誕生日のtaka311さん、元気にやってるかな?