現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

10年後の真実

さて、少し前にジョイントカッターを本家さんから購入
箱作ったり笠木に使ったりと何かと重宝
そして今回は付け框の出隅に

こんな小さい出隅はマジ大変

スライド精度が悪いといくら頑張っても無理
とにかくスライド精度が全て、調整してる?

10年位前に一度ジョイントカッターでの大留め合わせに挑戦しているけどうまくいかなかった
今回その理由が分かった

鼻から使い方が間違っていたようで
たぶんこう使っていた

下からツンツンと
だって中古で買って説明書も何もなかったし
この使い方だと留先に近いところしか突けない

危ない危ないもう少しで貫通しそう

厚みに対して芯に突こうとすると

肝心なところが離れてしまうし留先を潰しかねないのでNG
おそらく10年前はここで挫折した気がする

矩のプレートを外せばいいだけだったのに(笑)

すれば上から突けて厚みに対して溝位置は自由自在

10年無駄にしたかも(苦笑)

ダブルビスケットだとより強固に

これで出隅だろうが入隅だろうが大留は背骨とビスケットで怖くないもん!
成長したかも

でも10年前も今も腕じゃなく道具でなんとかしようと考えるのは変わってないらしい
(笑)