さて、プチクイズの答え
まずはどこで使ったか?
床板の向きが変わるところ
柱幅の床板はドア下になり敷居的役割で沓摺位置
無垢の床板、そのまま矩に切ってドンだと少し心配
かと言って一階みたいにオスメス実でやるのも手間っ喰い
そこで床板で作った敷居は下が広くなる5度傾斜の台形に
当然、木口側床板も5度傾斜でカット
敷居に乗るかたちになりいくらかは抑えられるかと
1発でピタッ!といけば御の字
しかしそうは問屋が卸さない
擦り合わせは常に必要
そこでこの鉋
普通の鉋より明らかに寝ている
O君の親方は台が悪くなった古い鉋を勾配を緩くして打ち直し、木口鉋として使っているようで
O君も真似ようと思ったけど、そもそも古い鉋持ってないからと買ったのがこの鉋だそうで
なんだ!その親指!(笑)
仕事をしてきた手は嘘をつかないね
それにしても太い、アレより太い
シャーシャーと
もちろんピタッ!
で、最終的に
O君に「自分的に何点?」って聞いたら
遠慮がちに「70点くらいかな?」と
いくら切れる鉋だからといっても節を切り口にもっていったらあかんやん(笑)
面の付け方ももっと綺麗に揃えられるはず
もちろん突き付けは文句なし!
って言うか自分よりうまいし(苦笑)
とにかくよく出来ました!
お疲れ!