現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

流れ流れず

  1. さて、昨日の話

階段をやろうと上り框を付け、いよいよ側板へ
ストレートで6段登って左に3段回ってまた左に3段回っての2段ストレートで二階床
ど真ん中に化粧柱がドーンと
しかも側板は大外にぐるっと回るのにストリップ
どう考えても逃げない
頭を悩ませながらダンボールを開けると

回り側板3尺2箇所入りが全く同じ物2セットある
つまり一番奥6尺の回り側板が入っていない
おいおい7さん
これじゃどうしようもないよ〜
速攻電話するけど、もちろんシルバウィーク中
という事でしばらく階段はスルーベイビー(笑)

階段の代わりに今日は通り土間の付け框150×30の取り付け
裏はいつもの背骨とプレナー走り

奥行きが3間半(6.370)あるのでどうしてもどこかで継ぐ事に
どう継ぐか?

入ってきた付け框がほにゃららで選択肢がほぼなく頑張ってのこの木目(苦笑)
削ぎ継ぐ事のメリットは施工直後でも木痩せしても空きが目立たないこと
それと右側の雌を後から入れるため、かなりガチガチパンパンに入れられること
最終的目違い払いに鉋を走らせられるってことかな
無塗装白木仕上げの場合、特に有効かと
ちなみに今回、この付け框の上に2本引き込みの敷居が乗るらしい…