現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

ヤバイかも

さて、先日の後輩君現場での巾木取り付けでガラスの腰がピリピリと
違和感の中、今日は下屋の軒天井
足場が意地悪でもしたかのような高さ
玄関先で組み替えると人の行き来を妨げてしまう
かなりアクロバティックな姿勢での作業

昼飯へと車に乗った瞬間、ヤバイ感じに
とりあえず一日もったけど、明日は起きれる自信がない
そういえば、応援のJ君も140高のロフトの天井と壁をやってからヤバイらしい
二人して腰痛でお盆お休み前倒しもありえる(笑)

そのJ君は語るも涙、聞くも涙の修羅場を経験している
Fハウスとそれを引き継いだRホームなんだけども
そのFハウスの金物がすごく良かったと
耳にはしてたけど見たことがなかったので、見せてくれた

一見、普通の羽子板に見えるがよく見ると

座金とボルト頭が一体になる感じ

ボルト頭が四角で座金にハマる

施工性も良かったらしいが、なにより材の欠損が小さくできる
こっ酷く潰れた会社の遺産なので、今の使用権は分からないけど是非普及してももらいたいなぁと

実はここの元請け物件は多くの梁を化粧で露出する
でも、60径での座彫りは見たところがよろしくないし、欠損を気にするお客様もいるかも
上の金物が使えないなら、土台で使う座彫り座金にしてはと提案してみたいと思う