現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

回らない現場 pq

さて、今回の元請けさんは手間請け棟梁の後輩君にとっても初めてのお付き合い
納まりから段取り、他の業者さんとの関係も手探り状態

後輩君も現場が回るよう最大限頑張っているが、立場から限界がある
同じ元請け下の大工さんはベテラン組が多いようで、元請けさんはかなりのんびりペース
ここに来て、サッシはまだ数日先、外部シートは更にその先
ケルトン状態での現場では出来る事が限られるので、ほほ手が止まる寸前

自分は応援の立場なので、精神的にも手間的にも棟梁の負担にはなりたくない
そこで、明日から少し前まで入っていたリフォーム現場に戻る事に
たぶん外部シートが終わる予定の今週一杯そうなるかと
ありがたい事に、リフォーム現場の元請けさんももっと来いって言ってくれたし
なにより後輩君が安堵したようで(笑)

ここでプチクイズ!
今回の天井下地は野縁30×40を廻して突き付けゲンゾウ納め
先に壁の入隅下地を入れての天井下地もあるが、入隅下地も野縁の為、先に入隅下地を入れる意味が薄くなる
そこで入隅下地なしで天井下地を

でもやっぱり入隅は困る
ちょっと前まではここだけでも彫っていたが、今回はオールゲンゾウ!
野縁の木っ端を上に添えるのも考えたが、今回はそれもレス

突き付ける野縁はできれば左右両方から打って納めたい
壁内から釘打ち機で打てればいいが、できない箇所の方が多い
そこで野縁が入隅に納まるセコテクを発案

最終的にはこんな感じ


さて、入隅に野縁を納めたブログに載せるのをためらうほどのセコテクとは?(笑)
俺ならって話もよろしくorz