現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

右からか?左からか? pq

さて、軒天井下地は梯子に組む
垂木は矩にカット
つまり登り天井
建物側は返し勾配に落とす

ガイドを右から差した場合

手前の木っ端は見本
丸ノコベースの際に乗り不安定
重心も野縁から大きく逸れ不安定さを増す
結果、横にもう一本野縁を添える事に

逆にガイドを左から差した場合

丸ノコベースの中心が乗る
重心も近くになり安定感がでる

特に勾配に落とす場合、不安定さはそのまま精度不良に繋がる
要注意!
わざわざ勾配に落とした意味そのものが無くなってしまう
かといって二本添えても、野縁それぞれにクセがあり全く同じとはいかない
という事で、今回は左から

ちなみに画像の丸ノコガイドは本家さんオリジナル
幅狭用に当て木を添えるが、矩でなく少し斜めに切ると

過剰演出(笑)
でも、縦に挽いたりボードをたくさんカットすると似たような状態に
斜めカットで切粉や木っ端を気にせずにGO!

ここで画像付きプチクイズ

気付いたらこんな状態(笑)
さて、どうしてこんな事に?