現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

床張りスタート!

さて、床張りの前にする事といったらまず、墨出し
ちなみに多羽根ディスクで目違い払いはしてある
床板135ミリ幅を3.5間張る
掃出しサッシから始まり途中、上がり化粧の階段あり、ドア枠あり、収納扉あり、2本引き込み戸あり、そして化粧柱もある
最後は片引き戸の敷居へ

これら全ての納まりを把握しないと張り始めが決められない
しかしここまで絡むと、全てにベストは無理
張りやすさは捨て、最悪な納まりを避ける
これに集中する

墨が出たところで作業台の設置
長尺切りには床直にスライドを置く方が楽く
またスペース効率も良い
しかし腰にはすこぶる悪い
ただでさえ腰には負担がかる床張り
腰痛持ちとしては600高の洗車台を使い3×12尺台に

ツッコミ所満載(笑)
スライドを3尺幅の中央付近に置いてあるのは、手前が幅詰めスペースの為
その時は、奥の集じん丸のこにホース付け替える
最近は1×6にしろユニしろ床板切りはほとんど集じん丸のこ
やはり吸ってもらった方が気持ちいい(笑)

LDKの3/5ほど張ったら養生をして作業台の大移動
これはこれで面倒臭い(笑)

掃出しサッシ付近はなるべく赤身をもっていく

でも無垢床板の場合、文字通りの掃出しにする為にピースシャクりした方が…
次はやるぞ!

年内に床張りは終えたいと思っていたが、ちょっと前に他の現場で床板が足りないからと、こちらから4束もっていた
しかしいくら経っても補充されず
再度、問い合わせた時はすでに遅く、来年搬入だそうで…

そうそう、いつかの現場治具トランスフォーマーしてるが、わかるかな?(笑)