さて、今日から軒天
下地は勾配なりで、野縁を尺間で梯子に組む
まずは鼻隠し下に糸を張り通りを出す
遠くに白糸が刺さっている(笑)
梯子の寸法はあくまで糸から読む事で鼻隠し下の通りを求める
また、最小寸法を基本とし広い所はパッキンで構う
桁側は勾配に落とし、点ではなく面で突き付ける
比較的、勾配に落とさない方が多いように思う
確かに手間だが、一軒分でも20分もあれば終わる作業
面で突き付ける方がはるかに安定しているし、パッキンも介やすい
点の不安定さは受け入れ難い
数ある同寸カットはスライドで
まずは必要数の片側を矩にカット
スライドに同材で作った同寸定規を付けて長さを決める
腰が悪いので、洗車台に乗せた足場板の上で組む
必ずビス止め、今回はコース65で
また、二階分もこの広い一階LDKで組む
足場には全面ネットも張ってあり、二階から引っ張り出すのは困難
無理をすればサッシに傷を付けるだけ
梯子ができたら現状に納め、まずは鼻隠し側を全部止める
糸を見ながら桁側を止めていくが、突き付ける時はそのままドン!と
パッキンが必要な場合、一旦ビスで調整しながら通りを出しパッキン厚を読む
そしてビスを少し緩めてパッキンを入れ、あらためてビス揉み
桁側へはコース90で確実に桁まで届かせる
梯子を釘で組んだ場合、寄せられず開くのみ
精度の高い通り出しはできない
梯子は強固に組む必要がある
個人的には後から張るケイカル板を鼻隠し内に入れケイカル木口の保護をさせたいが、元請けさんからの指示でこの納め方
画像の箇所は玄関横であり道路側
鼻隠し下の通り精度は最高ランクのSで
その他一階やベランダ上はAで、二階はB
それでも糸を張らないで梯子を納める事はない
眼鏡掛けてるし乱視もあるから(笑)
ここでプチクイズpq
梯子を組んだ後、ある事を確認する
もちろん確認して悪かったら、この段階で微調整する
さて、その確認する事とは?
オマケのプチプチクイズ!(笑)
屋根の勾配は?