現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

手間請けだから

朝は少しのんびりと出勤。
手間請けだから許される。

何時ぞや、嫁に今更サラリーマンや工場勤めになれないと指摘される。
絶対に無理だと。
仕事はキツイかもしれないけど、自分のタイミングで仕事に行って、自分のタイミングで休憩して、自分のタイミングで残業も切り上げる。
下請けではあるが、雇われとはまた違う。
工期がない時はそれこそ死に物狂いだが、多少なり余裕があれば時間の使い方の自由度は高い。
遅刻も早退、休みも自由。
時に遠方の金物屋さんにも行ったりも(笑)

言われれば親方元にいた時より、また応援先の時より負担は大きいがある意味気は楽なのかも。
自分仕事は現場仕事は以上に段取り仕事が多く、それはそれで負担。
そして責任も大きい。
この話を後輩にもしたが、確かにと(笑)

正直、望んで手間請けメインになったわけじゃない。
理想は理想として別にある。
しかし今の手間請け立場を安易に受容しているのも事実。
精神的に楽な方へ逃げているのかも。

暑さのせいか頭がボーとして難しい事を考えたが、とりあえず目の前の仕事に集中。
でも体温より高い気温では動けません。


今日の現場談議
「手間請けとは」
手間請けとはなかなか難しい立場かと。
業界以外の方には通じるのかな?

結局「単価」次第なのだが、仕事自体は厳しくなっていると思う。
今は、単価が安いのにクレーム対応はより厳しくなっている。
コストパフォーマンスのバランス取りは難しい。
さすがに公表できないが、前回と今回では単価にかなり差がある。
どう立ち向かおうか悩みは尽きない。

正直、手間請けってどう思ってますか?