現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

階段施工

まずは階段のレイアウトから。
9尺で登るストレート、以上(笑)
手間請けとしては有難い、いわゆる鉄砲階段。
しかもプレカット。
考える事は取り合いの納まりだけ。
ちなみに9尺で登るので階高は2850ミリに下げてあり、また上り框下の小梁は芯墨まで逃げている。

階段の両壁は合板を直張りしそこへ側板を付ける。
そしてボード。
まずは壁の不陸を。
両壁共、筋交いがダブルに入っている。
間柱の筋交い欠きは4ミリほど深くしてある。
その4ミリを使って間柱を出し入れし通りを出す。
それでも少し強い所は電気かんなで構う。
あとは3×6合板をペタペタと。
合板は側板受けと共に手摺り下地にも。
そして階段下収納庫の壁も兼ねる。

2階は左が3尺、右が6尺の腰壁。
上り框がくる両端に3.5角を立て下地を作る。
この時大切なのはビス止めしなくても、3.5角が自立で垂直を維持できている事。
パッキンを駆使し垂直を求める。
良ければビス止め。
笠木が付く所には芯に21×3ミリ溝突きしてある。
腰壁にも合板を張ってとりあえずの下地完了。
これが昨日の話。

そして本日階段が搬入されたのが11時頃。
ここからどこまでやれるか?
自分に挑戦するつもりで気合を入れる。
目標は階段施工完了!
いけるか?
でも裏の補強に時間が掛かる。
やっぱり無理か?

長くなったので、続きは明日に。