現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

越すに越されない

早朝、国一バイバスで死亡事故。
そこへズッポりハマり身動きが取れない。
やっとの思いで旧道への迂回組に合流するがすでに8時近く。
ここから順調に行っても現場まで45分は掛かる。
しかもバイバス閉鎖でこの先の渋滞も確実。
朝から入るキッチン屋さんにどうしても伝えたい事があるので、元請けさん経由でこちらに連絡をもらう。
職人さんと詳細な打ち合わせをし現場を託す。

それでも車は歩くより遅い速度。
苛立っても仕方がないので、何年ぶりかに通る旧道の景色と変わりゆく街並みを楽しむ。

越すに越されぬ大井川

と唄われたのは遥昔。
認識していたが、今の大井川は長靴でも渡れるかもと思うほど水量が少ない。
小川が3本ほど流れているだけの光景は悲惨。

それでも朝夕の通勤時間に大井川を渡るのは大変。
橋周辺の渋滞は凄まじい。
そうゆう意味では今も変わらずかな。

現場に着いたのは9時少し前。
朝から2時間ちょっとのロングドライブ。
仕事前なのに腰にきていて、なかなか車を降りられない。

改めて職人さんと打ち合わせを。
聞くとその職人さんは自分と同じ市内から。
でも東名高速を使って来たので事故渋滞知らず。
作業車はピカピカ200系ハイエースGLをいろいろといじってる仕様。
ホワイトレターのタイヤもエッジのきいたアルミも高そう。
手間請け大工より住設施工の方が儲かるらしい(笑)

室内の作業空間を譲り自分は外でサイディング張りを。
サイディングは1.5尺×10尺×12ミリ無塗装の縦張り。
12ミリ板はあるメーカでは今でも作っている。

ステンレススクリュー32を頭浮き気味エア打ち。
本来なら38以上が必要。
しかし最近中古で手に入れたNV32Aを使いたくて32にし打ち数を増やす。
その小ささと軽さは相当扱いやすい。
でもフックが無く足場仕事には向かない。
NV38AB2のフックなら流用できるかも。

サイディングの数はしれているが、今後もリフォーム仕事なら積極的にサイディングを張っていこうと考えている。
あえて自分なりのやり方を模索し試みる。
後に既存に合わせて吹き付け塗装するので気はかなり楽。

馴染みの外壁屋さんは兼松系の逆巻を使っている。
サイディングたけでなくカラー釘の仕入れはそこから。
逆巻が必要?
仕事の数だけ道具が必要になる、困ったもんだ。

追記
そうそう昨日話題にした電気の件。
能天気にやってきた電気屋さんに嫌味を言ったつもりだったが全く効果なし。
タフなのか?天然なのか?
とりあえず諦めたほうが良さそうだ(笑)