現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

昔みたいに

さて、今日から階段
側板を納めたところでそのまま鼻先を抑える
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後ろガンガン突くからね(笑)

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踏板先は玄翁で木殺
木端は軽く面取りし大入れを良く見せたい気持ちを込める(笑)

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付属のクサビを差す前に床美人を
ただ垂れたり漏れたりするとすこぶる始末が悪い
上り口は這いつくばるようになるし
ボンドは常に必要にして最低限が大原則

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楔は玄翁直撃じゃなく当て木を使って
ただ何度もハードヒットするのであえて当たり付近に節を持ってくる

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付属の楔がちょっと短いので細ビスで追撃!

ボード後張りなので側板の裏が見える
そこに露骨に飛び出したビスは見たところが悪過ぎる
かなり出ているならそんなに効いてないだろうし
なるべく出ない角度を意識して
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ちょっと出ちゃってるけど(苦笑)
かなり出てしまったり時は打ち直すか 出た分を折ってしまおう

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5.5厚の蹴込板は4ミリフロアタッカーで
その蹴込板の下端は側板の下端に合わせてわざわざ勾配カット
階段下が収納になるので出すわけにはいかなく どうしてもワンカット
どうせカットするならとジャスト勾配にすることで天井下地の役割も持たせるのが狙い
その天井下地の作り方は次の機会にでも

階段が納まれば養生
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使うのはいつもの床男ボード

踏板240+踏板厚36+αで用意
この段階で作るのではなく床養生している時に作るのがスマートさ(笑)

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木口側は両面からクラフトテープ巻き

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カッター半切れ目で折ってこんな感じでに

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蹴上高-踏板厚+3ミリも用意しセットで使う

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踏板よりちょっと鼻先3ミリくらい長くしておくのがベスト

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蹴込用養生をギュッと入れると下の養生を抑え動かないようになる

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これでほぼ階段が見えない養生に
しかもちょっとやそっとじゃ動かないのが最大のメリット

というわけで朝一から手をつけた階段
10時過ぎには納まり昼前には余裕で養生も完了

だってストレートなんだもん(笑)
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で、明日から現場を空ける
世の中10連休なのにさすがに3.4.5日くらいは休まないと ご近所からクレーム入ってきそうだし(苦笑)

ただ元請けさんは営業中らしく幹部さんが現場を廻るらしいとの噂も
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この時ばかりはと綺麗にしましたとさ(笑)

なんか昔みたいに細かく書いたけど、疲れた(苦笑)
でもきっとこんな感じがこのブログらしさな気もしてる