現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

されどボード張り

さて、今日から壁のボード張り
まずは二階から
毎回、このタイミングでチップソーを変えている
今回はこれを
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でも面取りカッタ用のフランジは22口径だった(苦笑)
再び日立面取りカッタ用チップソーに
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しかし毎回これだとコスパが悪過ぎる
たけのこドリルで20から22にできないかな?(苦笑)

作業台はこんな感じ
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申し訳ないけどホースを吊らない理由が分からない
いくら滑りを良くしても8尺ボードとなると何度ホース触ったり意識したりしてるのやら
吊ったらマジでストレスフリーだから

作業台は二階用の3×10尺
そしてボードは8尺もんの2420
残りの2尺がサイドテーブルになる
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丸ノコ筆頭に頻繁に使うものはここに
たまに使うものはその下に
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で、肝心のボードというと吹き抜け絡みのローカの向こう側の部屋に
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今回は72枚を床に直置き
もちろん下に柱有りの場所に

105柱の半身52.5ミリ短冊をスターターにボード張りスタート
枠横を張り出しスタートにしている
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廻し縁レスの為、壁のボードは天井突きつけになる
なのでMクロスに取手を付けた天井突きつけセンサーボードで文字通り突きつけを確かめる
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現物8尺ボードを持って来てボードリフターで天井ドン!
そこで突きつけが悪いと思ってもなかなか構う気になれないよね(苦笑)
窓絡みも同様に事前に把握することで構ってちゃんに成るのさ(笑)


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まずは目の高さまでを止める
届くからといってそれ以上 上は止めない
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天井突きつけが良いからこそ、パンクしやすい
故に遊びがあるうちに天井際を納める
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下を止める際にボードリフターはネクストポジションに
入隅ラインのボードビスは次のボードが来ても被らない場所に
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流れを遮断しないよう窓下窓上ボードは事前に配ってある
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浮いたビスはその都度決めておく
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インパクトより手回しが速い!
インパクトが必要なほど数多く浮くのならエア圧調整しようよ

出隅スタートのパターンもある
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後に出隅処理が楽になるからね

枠横スタートと出隅スタートの不都合は枠裏で相殺
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ここはむしろ空いている方がいいし

入り口枠が着く所は仮にボードを張って間を維持する
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下も忘れずに
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というわけで9時頃から張り出したボード
17時過ぎには禁断の3箱目に突入!
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結局入り口枠を付けるまでの限界点、3×8ボード59枚と3×6ボード4枚を加工
ボードビス4200発ほど撃ちましたとさ(笑)
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1人でのパーソナルベスト更新
終わった時点の一コマ
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ここは窓絡みのボードジョイントが逃げられるってのもあるけど(苦笑)
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体力的にかなり頑張ってはいる
でも同時に相当な効率化をしているつもり

ボード山から運んでいる手間は確かにある
しかし常に同じ作業環境で加工出来る強みは大きい
道具の管理も楽だし

それに作業台上にエルアングルを置くことで横だけ移動、これはかなりの省力化に貢献

丸ノコ筆頭に使ったら元の場所にを維持することも重要

1.5尺間柱ラインはボードを作業台に置いた時点で分かるように
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脚立やビス打ち機、そしてロールビスの管理も必要
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アタフタ バダバタしないスマートな流れを常に意識して(苦笑)

無加工でそのまま生で張るボードはボード山でビスピッチチョーク墨を打つけど、表向きの物だけにする
ひっくり返すくらいならそれは作業台へ持っていき加工用にする

もちろんステン羽根とワリピタがなければ話にならない
張る順番もかなり重要

そんな小さいことの積み重ねで体力ではなく手法として数を増やせることを伝えたい

もっといろいろ書くつもりだったけど長くなったので今日はこれまでに

ではでは(笑)