現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

細かい話

さて、檜の造作枠
納まり図通り納めるが、やっぱり大工によって印象は大きく変わる
少し前、旧屋と繋がる為に行った新築現場
そんなに手が悪い訳じゃないけど、納まりがなんとなくバタバタしてて(苦笑)
つまり手間請け物件でも大工の差が出るところ
気取った言い方すると品が出ちゃう(苦笑)

例えばこんなところ

喧嘩するのは避けられない
ならばどう折り合いをつけるのか

それと側板の左右差があるのは好みじゃない

ちなみに右側は化粧柱

三方クロス巻き込みになる窓枠

横枠をどこまでボードに飲み込ませるか?
センスが出るよね(笑)

あえて枠芯をズラして大黒の面内に合わせたり

付け框と敷居の面取りを合わせたり

単純なケーシングの合わせも人によって印象が変わる

という講釈を垂れてたら失敗してた(苦笑)
大壁和室で内障子枠なのにクロス巻き込みのつもりで下地作ってて縦枠30厚が入らない(汗)

仕方なく小穴カッタと丸ノコで厚みを落とす
かなりなロスタイム(苦笑)

その小穴カッタも今日まで
仕舞う前に替え刃をローテーション

こちらを参考にどうぞ
http://net-h.hatenablog.com/entry/2018/02/24/210241
これで次使う時はキンキンさ(笑)

そうそう逆に今日から出番

寒くなって来たねー