現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

Nバール 一本勝負編

さて、改めてN釘を抜きやすくするにはどうしたらいいのか?
素人の思い付きで好き勝手言わせて頂いていた中で、釘を噛む所をVではなく確実に奥まで入るようにU字にしたらどうかとなんとなく提案(笑)

早速試作品を作って頂き使ってみるとこれが実にいい感じ

N釘は普通釘よりは傘が飛びにくく捲れにくい
早い段階で奥に入れば甘噛みでバールが外れるリスクも下げられる

当初の目論見である短いバールでN75を抜くという意図とは別にほぼ完成の領域にあったバールに新しい可能性が生まれたんじゃないかと自画自賛(笑)
バールなのに釘に食い噛ませないという加竹バールの対極にある概念

Sバールを基本とした形状だからこそ、逆にその噛ませないで抜く意図と優位性が伝わるんじゃないかと
ある程度の数を抜いてもらえばSバールとの差ははっきりと分かって頂けると信じている

聞くところによるとSバールは関東では280が、関西では300が一番売れているそうで
土牛さん判断でまずは280ミリ一本で勝負!

N釘を多用するならばきっと戦力になってくれると思ってます

Nバール280mm[02967]

Nバール280mm[02967]