現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

複合技

さて、押入れの壁と天井は4ミリ化粧ベニヤ

利兼謹製ステン羽根+ベーク板当て木で挽き割るが少し苦手

材が薄いとこうなっちゃう(苦笑)
補助羽根があるうす丸や可変式タイプは難を逃れられる

かつてはmayaさんに教えて頂いたトグラーアンカーも実に有効だった
でも今は本家さんから頂いたコレで解決

元はなにかは忘れちゃった(笑)

任意の場所で決められる

たぶんこの位置が最善

ブツが20ミリあるので挽き割り最小寸法は20ミリ

これで薄もんもステン羽根で大丈夫さ
これってステン羽根のオプションアイテムになんない?(笑)

そうそう薄もんには小径チップソーだよ

丸ノコは深く沈み安定感が半端ない(笑)

もう一つ複合技を
ここにカウンターを付ける

真壁入れ面材での耐力壁でなので下地を彫ってどうこう出来ない
なのでボードを張り背骨施工で

壁との絡む面に溝

鼻先は寸止め
小穴カッターはこう持つべし

小穴カッターの自重でブレ抑制

でも背骨だけで大丈夫?と不安はある

そこでここだけ五分の丸棒

奥は2寸ほど

カウンター側は1.5寸ほど刺さる

あとはボンド付けてドン!と

4200のフリー板を触りだしてから40分ほどで完了
簡単でしょ(笑)

袖壁も先に作っておくことも重要

さて、これで一階は巾木残しのみで終わった
でも二階は壁のボードすら張ってないけどね(苦笑)