現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

Hな話

さて、今日はH3やH2の話を
でもハマーのことじゃないよ(笑)
先日紹介したコレ

日立 ビス打ち機WF4H3

ちなみにハマーにはH4とH5も存在したのを知ってる?
H4はホンダのクロスロード、H5はダイハツのネイキッドをベースにしたパロディ車(笑)

話の本筋は少し前、天井を打っている時が発端
7〜8年使っている愛機WF3H

支給されてきた佐藤ケミカルのロールビスとの相性が悪いのかビスがうまく送れずコケる
たまにならいいけど頻発
見かねたJ君がMAXのG1を貸してくれとりあえず天井張りは終えられた

しかし3Hの状態が良くないのは認識していた
かすかにエア漏れもあるようだし
修理に出すタイミングを逸して使い続けていたけど限界はそう遠くないかと
そこで新しいビス打ち機を探す旅へ(笑)

ちなみにこの3H、今まで一度も修理に出した事はない
黒い液を吐くのでたまに内部のお掃除はしてきたけど(笑)
間違いなく稼いでくれた頼もしい相棒
愛着もひとしお

周りはマキタの411が多いけど、いつぞや後輩君に打たせてもらったWF4H2の印象がすこぶる良く、H2が最有力候補に
もちろん後継モデルH3の噂は耳に入っていた
本家さんのブログにあったようにH2より遅くなって評価悪し
慌てて(S)という名のスピードモデルを出したとか
そんな話をJ君にしていたら馴染みの金物屋にH2がないか聞いてみるよと
残念ながらH2はないけどH3の(S)なら明日にでもお届けしますと

ヒタチストは卒業したつもりだけど、日立使いにはMAXは打ち辛い
とにかく疲れちゃうよね(笑)
MAX腕になるまで頑張れそうにない
かといってマキタじゃ周りに多く面白くない(笑)
という訳でH3を持ってきてもらった
色はもちろん緑さ(笑)

金物屋さんの居る前で試し打ち
なかなかの好感触で
その翌朝、壁のボードを張っていたJ君もH3を買うと(笑)

そして二つ揃ったのが例は画像
プレゼント用じゃないよ(笑)

しかしJ君が一発打った瞬間におかしいと
一通りエア調整から打ち込み調整をしたけど、まともに打てない
ミスショット率は50%も

自分の緑のも打ってみたけど、打ち込み深さがとにかく安定しない
深い!と思った次は浮きまくりとか
何より日立の売りである走れない
MAXのG1より遅いくらい(笑)
本当に(S)?
シール張っただけでしょ

一枚張る毎にエア調整や打ち込み深さ調整を試みる
それでもいい塩梅には打てない
40枚張ったはいいけどストレスMAX

そこで金物屋さん経由で日立の営業さんが来てくれる事に
デモ機を試させてもらったけど、自分の緑より少し良いくらいでとても納得いくレベルじゃなかった
でもこれがH3の実力かとガッカリ
J君のはおそらく問題があるので検品してもらう事に

今、日立の営業さんが来たら必ず聞く事があるよね
日立工機はどうなるの?」(笑)
当事者である営業さんが最も心配なはずだけど、こっちもいろいろと心配でね

営業さんが来るからとまとめておいた日立工機製(笑)
現場にはまだあるからね

どうやらいずれ名前は変わるらしいと
つまりHITACHIじゃなくなる
でもアフターはそのまま続けるので安心して下さいとの事
また新体制への希望と期待も熱く語ってくれて一安心
ヒタチストと名乗れるのももう少しだけだし応援する意味でもヒタチスト復活かな?(笑)

そうそう肝心のWF4H3
2時間以上拘束してしまった営業さんが帰ってからも試行錯誤の繰り返し
デモ機と打ち比べる
やっぱりあのパフォーマンスじゃ納得できない
午後から30枚ほど張ったけど、仕事上がり間際にスイートスポットを発見
それはエア圧を1.9以下に下げた時、明らかに打ち味が変わりあの走れる日立状態に
印象としてはビットの戻る時間が素早くなる感じ
打ち込み深さのバラツキも少なくなった

でも2.0に上げると激変するデリケートさ
高圧で2.0以下にはなかなかしないのでここまで時間がかかってしまった
結局ここに辿り着くまでに2人でボード100枚近く張ったかも(笑)
デモ機共に1.8がベストだったかな
ちなみにカタログ上では1.76〜2.26MPaが使用空気圧
それでもH2よりは遅い気がしないでもないけどこのパフォーマンスなら許せる
MAX使いのJ君もこのスピードが欲しくて買ったからと(笑)

明日はWF4H3(S)が苦手と言われているらしい二重張り41を打つ予定
大丈夫?(笑)