現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

抜きつ抜かれず

さて、本日上棟なり
しかし朝から激寒!
寒波がきているらしい
7時前にはすべての道具を下ろしてみんなを待っていたけど強風で先行足場がギシギシと
そしてそこそこ熱ぽい僕ちゃん(笑)
更に入ってきたレッカーさんはできれば2度目がないと願っていた方
嫌な予感しかしない(苦笑)

とにかくいつもより家が大きいので物理的にやることが多い
当たり前なんだけどね(笑)
結局昼までに二階を組めなかった
でもそこからみんなの頑張りでなんとか野地の仮打ちまではもっていけた
下屋は半分残ったけど、十分でしょ

やけにスッキリした顔をしてると思ったら、正月休みにしこたま吸われたらしいO君に明日も来いと
寒いから嫌です、とふざけたことを(笑)
そりゃそうだ全員手袋してるのに1人だけ終日素手
とにかくゴムを付けるのが嫌らしい
病気になっても知らんぞ(笑)

ということで明日からJ君と2人で野地の続きを
もちろん風邪は完治せず
風呂上がったらしんどいのなんの
明日こそ休もうかな?
すこぶる手の早いJ君なら1人で大丈夫でしょ(笑)

そうそうこのところ気になっているN釘バール
どうせなら建前専用に使えそうなものを探して2本購入

そのうち一本のこれはかなり使えた

土牛のハイバール 280
長さとしては腰袋に収まる限界
もう少し短いのがベスト
でも肝心のN75は素直に噛める

打ち損じはもちろん効いたものを起こせる
ただ首が短いので最後は玄翁挟んでテコの原理しないと抜け切れはしない
まぁ刹那に数本だけ抜くのならOKかと

そしてなりより有効だったのがコテ部分の形状

仕口開きを下からやるには実にいい感じ
入りやすくて抜けやすい
薄いから強度が心配だったけど、プレカットごときじゃ無問題
実付き剛床を寄せるのにも使えたし
早速、お気に入りに追加さ(笑)