現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

決戦の木曜日

さて、今日からボード張り
まずは二階を
自分がカットマンでN君がハッタマンのコンビネーションで
昨日から明日はタフな1日になるから覚悟してねと(笑)
N君も朝からテンション高めに現場入り

ただいかんせんボードは未搬入
結局10時頃ボードが入ってきた

それまでいかに数多く、そしてスムーズにボードを張る方法を事細かにレクチャー
そこらへんは過去記事に書いているので省略
直張り経験もそうなく、初めての3×8ボードに望むN君にとってはいろいろと新鮮な話が出来たかと
1日で自分が何枚張れるのかチャレンジしたくて仕方のないN君をあえて一服に誘ってから1枚目を張り始めたのはほぼ11時
結局、5時過ぎには入口枠を付ける前、目一杯張れるところまで張ったのさ
その数3×8勘定で62枚ほど
3×6にすると83枚かな

人生で一番ボードを張った1日になったN君
少しテンションが下がってきた3時過ぎからはBGMをももクロ
すると再びテンションアップ!
朝からかけときゃ良かったかも(笑)
それでも相当に疲れたと思う
半日ちょっとで62枚分のビスを打つのはタフな仕事
お疲れ様でしたorz
明日は一階やるけどね(笑)

ボード小ネタ
今回ビスピッチは事前に出さずに打ちながら把握していくやり方を

元ネタは出来る男S君
彼はボードの切れ端でやっていた
今回はそれをアレンジして胴縁で
胴縁の上の下にはスポンジシートを張り、床と天井できくようにしてある

打つラインの横に沿わせてプスンプスンと
さらに今回は例の断熱フィルム越しのボード打ち
重ねたフィルムとかタッカーが邪魔するのかとにかく落ち着かない
そこでこの胴縁を当て木に叩きつける事が出来て一石二鳥
N君の評価も良かったしこれはアリだね

その大量に打つビスの打ち所も考えてやってもらった

入隅で先に張る方のビスは次からボードで隠れない位置に
クロスパテを考えたら半分隠れるのは最悪かと
これは巾木も同様
確実に隠れてフィニッシュが当たらない位置に
もしくは巾木から完全に出る位置かのどちらかに
クロス屋さんにこの気遣いが伝わったら嬉しいけど(笑)

入隅に窓枠がドーンとくる所

先にボード張ってから窓枠納めが定石かと
でも今回は窓枠を止める時点ではボード未搬入
そこでボード木っ端を差してから枠ビス全止め
そしてボードを張る段階で縦はそのままに鴨居と敷居の枠ビスを外してボードをドーンと差す
すると気持ちいい塩梅の硬さでボードが入っていく

鴨居と敷居のビスを戻しても斜めにはならずほぼ元の通りに入るから面白い(笑)
先にボード張ってからの窓枠ドーンがキツイ時の始末の悪さはないからね
下手するとアンピを傷つけたり窓枠側を削ったりと手は止まる

今日の一曲
もちろんこれでしょ

この歌だけは自分も知ってたんで(笑)