さて、ここの元請けさん、木完し内装関係の職人さんが入る直前にお客様と納まりの確認する
図面通りにカウンターや棚の高さが入れられているのか、建具の位置等々
まさにグッドタイミング!
仮に手直しがあったのなら仕上げに影響がないよう対応が出来る
という事で手直しが出た(苦笑)
袖壁の仕上がりを図面通り500としたけど、お客様購入予定の収納は窓枠と絡むので、窓枠から500は欲しかったとの事
その打ち合わせ時に横にいた自分に監督さんが「hさんいけますか?」と
「もちろん!」
誰の為の住宅かを考えれば断る理由はないよね
窓枠からキッチリ500にしても納まり的にシビア過ぎる
そこで間柱を貼り付け余裕をみる事に
しかし例えお客様の為や、自分のミスであっても手直しやり直し工事は気が乗るものでない
一生懸命作ったものを自分で壊す訳だからね
でも見方を変えると気持ちも変わる気がする
自分の施工が確かだったか?
間違いはなかったか?
それを確かめる絶好のチャンスかもしれない
そう考えると多少楽になれるし、気が重い解体作業にも集中力を保てる
という事でご開帳!
背骨と忍び三角が入ってるやん(笑)
いろいろと手が入ってるなと、仮想20年後リフォームする大工に思われたのなら本望(笑)
手直しで気を付けないといけないのは施工の質を落とさないこと
やっつけは以ての外
最低でも前の施工水準は維持すべきかと
お客様は必ず手直し後の場所を凝視するからね(笑)
という事で前回と同じように、背骨に裏取り
正直手直しの為だけに小穴やプレナー用意するのは面倒臭いけどね(笑)
それでも背骨を入れればあとは楽
載せればいいだけだからね
出隅の留合わせの確認もほいほいと
前回と変えたのは短尺の裏を空かす為に床美人ボンドをダマにしたけど、あまり効果はなかったので今回は短尺裏にも背骨
そもそも床美人って弱いから、この手の勝負仕事には向かないみたい
合わせが良ければあとは組むだけ
ビスケットも考えたけど、接点の多さとその有効性を感じたので再びの忍び三角