現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

逃げるが勝ち pqa

さて、久々に晩飯食ってバタンQ
どうやら連日の猛暑でお疲れちゃんらしい(笑)

昨日のプチクイズの答え

まずはサッシ際に寄せてあった下地を移動

そうあそこの空間を使う

つまり拝みで二枚同時に入れるが最後の一枚は木端は一旦あそこに落とす事により、手前床板は正規の位置にありながら雄実が顔を出す

もともと最後の一枚は3ミリ短いが落として勾配にする事でプラス2ミリ
結果5ミリほどの隙間が生まれる
これならフロアタッカーやフィニッシュは厳しいが細ビスやフロアネイルならイケる
今回の3尺内々のサッシなので最悪打たなくてもどうにかなる
しかし6尺や9尺では死活問題
バリで抑えるにしろ不安的要素に変わりはない
特に無垢の場合、ボンド頼みはまさに神頼み(笑)

しかし落とす為のスペースは断熱的にもまたフロア自身にもよろしくはないかと
そこでこいつの出番

当然時間との戦い
一度シミュレーションし流れを把握
枠ビスの下穴も落とした床板を呼び込む為に事前に開けておくべし!
すればうまく納まる

一度最後の一枚の木端を45度に落とし同じようにしてみたが、落ち切れず求めた隙間も生まれず
しかも木端を落とし事により枠ビスが効かないのなんの(笑)
最後の一枚の幅を5ミリ落としでもいけなくはないが、同じように枠ビスが効かないリスクは多分にある
杉だしね(笑)
攻めて4ミリ落としが限界かと

芯までの剛床張りの場合、12ミリほど切り取り空間を広げておくとうまくいく
ただ他にも条件がある
最後の一枚は最大で2寸幅ぐらいまで
それ以上だと勾配で持ち上がり過ぎて手前床板が通常の位置に納まらず、雄実への打ち込みが出来ない
当然床板が12ミリと薄くなると厳しさは増す

と、なんとか難所が綺麗に納まったので養生を
今回の杉板はこげ茶で塗る
なので気持ち的に少し楽だったけど、それでも養生テープはリスキー
木肌を持っていくのもあるが、粘着残りで塗装のノリがマダラになる可能性も
そこで床への養生テープは一切しない
また傷防止、そして日焼けマダラも避ける為に施工中でも床板が僅かでも見える事は避けたい
実はここまでかなり試行錯誤していて、今のところのベストがこんなやり方

養生ボードの壁際になる部分に養生テープを上から下からと貼って粘着面を覆う

こんな感じでねビラビラ仕様(笑)

今回もボードは直張り
縦枠も柱面から25ミリ出
つまり柱面から30ミリ逃げれば養生ボードは邪魔にならない
なので養生ボードは柱面内々30ミリでカット
合わせた養生テープビラビラはその30ミリ程度出しで

こんな感じで

入隅もグルっと回る
後はボードの長尺木端で抑えておけばOKかと

ボードを張る前でもほとんど床板は見えない感じだし、何よりボードは天井突き付けで邪魔にはならい
しかし巾木の時はすこぶる邪魔だろうね

絶対にイラっとするばす(笑)
それでもクレームがつくよりははるかにいいんじゃないかな〜

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sammbardaikuさん
そちらのクソ面白いブログへコメントしたいんですけどダメ?