現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

帰りが肝心

さて、床張り小ネタの続きを
まずは短尺側張り終い

長尺側をほぼ納めてから短尺側を平バールで寄せる
この時、ボードとの隙間をギリにし納めると、フロアを落とす時にボードの紙を拾ってしまう
最悪はボード自体をボロボロと
こうなるとやり直し
手はネチョネチョに(笑)

かといって広いと巾木で隠れなくなる
何事も塩梅だが、バールや鑿で寄せる前提なら3ミリ以下は避けたい
叩くように入れたバールや鑿はフロアを気持よく寄せてくれる
しかしそのバールを外すとなると、表面のシートなり突板もご同伴(笑)
特にMDFベースだとその危険性は絶大

寄せるだけでなく、外す事も意識して


ちなみにコレはフロア寄せ専門のノーリツバール
単純な作りだが実によく寄せてくれる
がしかし、掛かりが浅い場合、フロア表面だけを寄せてくる
これまたMDFベースだとリスキー
オリジナルの角度が気に入らないので、少し曲げてみようかな?

何はともあれMDFベースは面倒くさいって事で(苦笑)

もう一ネタ

縦枠が一杯、リフォームでの床張りの難所
ここはもう入隅カッターの出番
次のフロアを奥に入れてから

手前をプスン!プスン!
で、帰って来いよ〜

よく出来ました
床&縦枠共MDFベースなので、縦枠カットはいつもより緩めのガバリンコ
あ〜やっぱりMDFは嫌いだ(笑)