さて、昨日の記事に対して多くの方からコメントを頂きましてありがとうございます!
皆さんそれぞれの経験や考えから導き出した手順で大変に参考に
このブログを書いていてつくづく良かったと
1のスクリュー釘だとどうしても釘〆作業がつきまとう
その釘〆は「効く」には最大限有効なはず
しかし、今は手間請けの立場
羽目板だからと言って特別な手間代は出ない
ケイカルと同じ
潔く割り切って却下
2の4ミリフロアタッカは実には打ちやすい
しかし元請けさんのできればステンレスでと、たまに割れが繋がったので却下
でも室内ならこれも有りかと
3の元請けさん推奨のステンレスフィニッシュ
今回、鼻隠しや破風、桁には小穴無しで突き付けとなるので、そこはフィニッシュ
それならオールフィニッシュが楽
しかし癖の強い羽目板だとハの字に打っても、手を離した時点で戻り頭が抜けてしまう
杉+杉だとこの支持力は小さ過ぎる気がする
ボンドも直ぐには効かない
結果として4の1025タッカに
ステンレスにしたのは元請けさんの意向を受けて
割れや反りより錆の方がダメとの判断
木目方向を意識して傾げて打ったが、正直冬目&夏目は意識してなかった
たまたま跨いだ感じなったのがあったが(笑)
ねこ大工さんの「冬目を跨ぐ」は、かなり響いた
冬目へ太い釘をスバリ打つのは躊躇うが、フィニッシュやタッカなら問題ないかと
更に跨ぐ事で割れが繋がる可能性はかなり低く出来るはず
たかが5ミリほどの実部分なので、出来る事は限られるが、厚みも含めて考えると可能性は広がる
そしてあくまでも手間請けな立場、スピードも重要な要素
それにしても今日一日でかなり勉強できた満足な一日
で、まだ途中だがこんな感じに
玄関上のオール赤身
影で空いているように見えるが突き付けてます(笑)
ベランダ上はオール白太
一見、軒天が水平に見えるが登り
白太の無節は節有りや源平、赤身とボカしながら使っても、かなり目立つ
まとめて使う事で別の意味で存在感が増すかと
ベランダ上なら雨に濡れる可能性も低いし
軒天や外部胴縁施工で一番厄介なのがエアホース
ダランと下に垂れ足場に引っ掛かり、イライラしながらの作業
最悪は一番下のジャッキのハンドルに絡み、下まで外しに(笑)
そこで毎度お馴染みのS字フック
要所に付けておくと、ホースは落ちないし、やりとりもスムーズ
軒天なら野縁に引っ掛けておくと足元にもホースが絡まず更に便利