さて、今回の軒天は杉の羽目板
幅は上がりで105ミリ、厚みは12ミリ
軒天としては問題ないが、一部外壁もこの羽目板を使うが外壁となると少し薄い気がする
ドカッと36束も入ってきた
美しい無節の赤身から、捨てたくなるような節だらけの白太までごちゃ混ぜ
とりあえず全て開放!
雨を受ける外壁は絶対に赤味
ベランダ上など雨の掛かりにくい所は白太
玄関上の軒天を一番の上物
道路側もそこそこ良い物をなど、吟味しながら仕分けているとあっと言う間に時間が過ぎる
軒天の羽目板は下からの打ち上げ
本実加工でメス打ちを予定
元請けさんからの指示はステンフィニッシュ+木工ボンド
しかし、個人的には絶対に選択しない方法
いつぞや、杉の羽目板を上手に使うベテラン大工さんから、杉にステンレスとボンドはダメだよと教わったから
特に今回下地は杉の野縁
杉on杉にフィニッシュじゃ効いた気すらしない(笑)
そこで技術監修される取締役さんに相談
止め方はこちらのやり方に任せて頂いた
しかしボンドは必ず付けてねと
固くなる木工ボンドは割れに繋がりやすいので、使いたくない
そこで床板用の水性根太ボンドに
多少なり弾性はあるかも?
左から
1・NV32AB+フロアノーズ+ユニクロスクリュー釘25ミリ
たまに釘〆が必要
2・N3804HMF+フロアタッカ32ミリ
実打ちへの安定感は抜群
2本打てる余地もある
3・NT55HM2+ステンフィニッシュ25ミリ
一本じゃ心もとないので、2本ハの字打ち
4・N2510HM+1025ステープル
箱はノーマルだが、使うのはステンレス
選択の自由とは言え、手持ちの道具と身近で買える金物になるけど(笑)
さて、あなたならどうする?