現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

折れない気持ち

さて、書こうか悩んでた話
実は少し前に木完した物件でやり直し工事が出た
経緯や細かい内容は省略するが、かなり根本的な事でそれなりの規模

自分としては図面や仕様書通り納めたので非はないが、お客様が納得されない現状は関わった大工として辛いし、申し訳ない
アフター担当の大工さんがやり直し工事をされると聞いたが、出来れば自分でやりたいと志願
追加工事はお任せしたが、やり直し工事はこの2日間、遅くまで掛かって目一杯やってきた

そのやり直し工事の質はそれまでの仕事と同等以上で有るべき
とりあえずやり直したでは、お客様の気持ちは満たされない
よい家とは唯一お客様が決める事

バラしは仕事の良し悪しを判断できる絶好の機会
しかし、頑張って作った所を自分で壊す
こだわった箇所を自分でバラす
正直、気の乗らない仕事
逆に凹む一方、気持ちが折れそうになる
絡む他の業者さんも同じ気持ちかと
思わず監督さんに愚痴ってしまう
それでも高い集中力を保って仕事は出来たかと

イムリーな事に、ボッシュのカットソーが大活躍
アレあって良かったわ(笑)
ふう〜
心身共疲れた二日間