現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

付け框を直付け その二

さて、シャクりには合板を埋め込む事になる

真ん中の溝はこの為

納まりが読めている時は、土台据付時に21溝を突いてしまう
でも今回は読めずで、後から9ミリ合板の20ミリ幅を4ミリフロアタッカ&コンパネビス&ボンドで止める
これが、正確な高さ出しと荷を受ける役割を担う
出隅、入隅の切り墨をヒカルのも楽
また、斜めビス止めしても動かない
大事な背骨


上の合板は12ミリで、柱や間柱へ止める為
付け框上に巾木を流すので、最終的には隠れる

そして最大の難題、袖壁出留め
又いの7(笑)

かなり小さい両出留めだが、いつものように先に組んでしまう

中は

多少反りが出始めているので、組んでから鉋で整形
こんな事ができるのも無垢の良いところ

当然、土台は欠く事になる

これぐらいの欠損なら許されるかと