現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

床を張る 張る編その三&番外編

さて、今日も床張りネタを
書いている方も少し飽き気味なので、読んで下さっている方はもっと飽きているかも(笑)

張り終いで柱や間柱キツキツに入れて実の付きを良くする方もいる
しかし床鳴りのリスクを背負い込む
たとえ1×6でも離せる所は離す
そしてその隙間幅も重要

自分はノーリツバールで寄せるが、バールを離すと実付きが甘くなる事がある
その場合、柱や間柱に平バールや鑿をかい、再度寄せながらタッカ打ちとなる
しかし隙間幅が小さいとバールや鑿を抜くと同時に、もれなくフロア化粧面もついてくる
ボード直張りだとボード12.5ミリ+巾木7ミリ=19.5ミリまでが隠れる部分
最悪の場合、この寸法を超えて化粧面がとぶ
隙間幅2分(6ミリ) は先行加工を楽にするだけでなく、こういったリスクも避けられる
でも、見た目は少し悪いかも(笑)

壁内のタッカ打ちは脳天打ちとなるが、必ず角度を変えて打つ&玄能叩きで浮き防止を
見習わないといけないが、脳天打ちの時だけ頭の大きいN釘を使う方もいる

たかが1×6、されど1×6
でも稼ぎどころでもある

番外編
今回、トイレと洗面脱衣室はフロアタイルを張る
9ミリ合板+フロアタイル2.5ミリで1×6フロア12ミリと高さを合わせる
9ミリ合板は土台&大引へはN65、中央部はコンパネビス止め
もちろんボンド併用

ちなみフロアタイルも自分が張るらしい
仕上がってからではなく、1×6のようにこの段階で
先に張る事のメリットは大きい

これこそ番外編だが、専門の内装屋さんに怒られそうなんで、書くのは辞めときます(笑)