現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

床を張る 加工編

今回、二階剛床は間仕切り壁も間柱欠きをわざわざ選択した
構造用合板を信じていない訳ではないが、どうしても床を板を梁、板場に載せたかった
当然のごとく、床板は常に柱&間柱欠きに追われる
その加工はかなりの手間

しかし本来1×6フロア張りは、いわゆる走れる仕事
手間請けとして稼ぎどころ
ユニとは歴然の差が出るはず
天井ボードのように柱面内で一気にカットなら、どんなに早い事か

自ら面倒臭い事を選択した
でも手間請けの立場は変わらない
なら強度だけでなく早さも追求すべし

例えば6畳とする
柱&間柱欠きはジャストより2分大きめにカット
オス実方向はもう+1分
カット&張りの往復ではなく、一気にすべての床を加工してしまう
張り始めからではなく、逆算で張り仕舞いから加工し順良く壁に立て掛ける
ここで厄介なのは、リトルコーナーなど金物
金物当たりは事前にメモし、1分縁取り欠きとする
一部屋単位で加工→張るを明確に分業する事で作業効率向上を目指す

ただ、張り方向が変わり突き付けとなる箇所だけは、現場当たり加工となる
その時、必ず1分でも実を作り、浮き上り防止を施す
丸ノコは2台用意し、1台は実深に設定
新たな実はペーパーで面付けし、床マニュキュアで着色

フロア中間分の柱&間柱欠きの懐落としは上から丸ノコで切れ目を入れて落とす
正直、大きな切れ目は見た目が悪い
逆に裏から切れば、見た目は良い
やりながらも悩んだが、強度的には上からが優位として選択
床から生えている電線はV字カット落としで素早く逃げる

まとめて一気加工の間違いは傷跡が大きい
頭をフル回転で加工に集中!集中!

張る編へ続く


昨日はブログ更新をしなかった
実は嫁のお供でオシャレさせられて、某高層ホテルのスカイラウンジでのスイーツ食べ放題バイキングへ
なんでも年に一回しかないスペシャルデーらしく半強制的に(笑)

ただ、自他共認めるケーキ大好きで男としてはかなりの甘党
実はテンションは上がっていた
しかし!
いくらオシャレしても、真っ黒日焼けの40オッサンの行く所ではなかったかも(笑)
やっぱり当初は友達と行く予定だったらしい…

それに甘い物だけを腹一杯食べられない
直ぐに飽きる
元を取るなんて発想は直ぐに無くなる
口直しに配っていた小さいサンドイッチがやけに旨い(笑)
来年は友達と行ってねorz