現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

やっと天井

今日は2階天井ボード張り
電気配線はまだ途中だが待ってられない
一応、電気屋さんから承諾を得ての作業(笑)

下地はすでに入っているが断熱材はまだの状態
四方に足場を組まずH型に、中を動かして作業する事に
ボードは12ミリ
2階分40枚を事前にカット&面取り&ビス墨打ちをし、それぞれの部屋に立て掛けて置く

今回も一度乗ったら最後まで、が自分に課したテーマ
必要な物は事前に用意し、30センチ径ほどの作業バッグに入れS字フックでぶら下げて置く
柱面から3尺1分に墨を打ち一枚目の通りとし、そこに胴縁を打つ
ボードの一枚目はその胴縁に当てる事で通り出しを楽で正確に
あとはスパン!スパン!とエアビスにお任せ

ちなみに木工ボンド併用
尺間野縁にもボードジョイントにも付ける
ボンド使用の有効性を教えてくれたベテラン大工さんは、ボード裏に墨をしそこにボンドを付けていた
しかしかなりの手間
自分は直接野縁に付けている
しかし上向きにボンドを付けると、やはり垂れる
服に付くはまだしも髪に付くと厄介
多くのベテラン大工さんは坊主か○ゲなので気にならないらしく、一服でボンドベッタリで降りてきたり、水道で頭洗ったり(笑)
でも自分は剛毛長髪なので気になる
あっ!
○ゲの方、大変に失礼しましたorz

しかし最大の問題は垂れた木工ボンドが床や壁に付き、透明に固まる
そしてその存在に気付かず床張りやボード張りをしてしまう事
不陸の要因になる
また落ちたボンドの確認と取り除く作業も手間
やはりボンドは垂らさない、落とさない、残さないが求められる
常に手元にボトル入りのウェットティッシュを用意し対処している


ここでプチクイズ!

上記のように上向きにボンドを塗布しても、ほとんど垂らさないテクニックがある
今回もほとんど床に落とす事はなかった
使うのはご存知、木工ボンド750gボトル
先端は単純な丸ノーズ

垂れなくする=少量を安定して出し材に落ち着かせる

これは壁にもフロア張りにも応用でき、ボンドを使う今の建築現場ではかなり活かせる
貧乏系としてはありがたいテクニック

さて上向きボンドを垂らさないテクニックとは?

そうそう2階ボード40枚張り終わりました!