現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

補助タンクのすすめ

今日も天井下地の残りを
天井点検口周りは密に吊り補強、余った合板を蓋付近に上から張って、例え蓋周りに座っても大丈夫仕様に
監督時代に上から手をついて、ボード割ったのは内緒の話(笑)

いかなる場合でもビスは貫通はさせないように気を付けている
断熱材入れで痛めるのは自分だし、後の事を考えてもあれは凶器になり得る
このまま、断熱材→ボードと走りないが電気配線を待つ事に
一階へ移りまた天井下地を

明日の日曜日は、先の新築現場の最終仕上げに
実は洗面化粧台やカップボードが別経由での発注だった
それが遅くなり、ハウスクリーニングも先送りし、このタイミングに
階段手摺や追加の収納ユニットも付けてくる

洗面化粧台とカップボードに絡む巾木は未施工
先に巾木を付けて、後から水道屋さんが絡む所で縁切りしたりもあるが、やはり見た目が…
水道屋さんにそこまで求めるのは酷く
また今回は胴縁を流してあるのでまだしも、ボード直張りだとかなり悲惨な光景も
そこで後施工にしている

しかしこのタイミングでの後施工はなかなか気を使う
今更、2階までエアホースを廻すのは躊躇する
そもそもコンプレッサーを置く場所にも気を使う
コードレスピンネイラーもあるが、聞くところによるとあまり戦力にはならないらしい

そこで補助タンクの出番
エア満タンの補助タンクに3mスパイラルホースを付け、それだけ持って巾木にプスップスッとピン打ち
巾木、廻し縁なら一部屋くらいいける
またマンション6階でのキッチン入れ替えで、合板4枚と見切りもこれだけでこなせた
コンプレッサーの出し入れ、ホースの切り回しを考えたらかなりのメリット

今の現場でも玄関付近にコンプレッサー、そこから5mほどのホースをつないで2階に補助タンク
そこから常圧、高圧と両方取れ、エア圧もここで変えられる

建前でも下から長いホースではなく、足場に補助タンクを据え付け、そこから短いホースでの作業が可能
コンプレッサーの吐出量は変わらなくても、近くにエア溜まりがあるのもメリットかと

ちなみに自分の補助タンクはすでに廃盤の日立UA430H
http://www.masayakanamono.com/air/tank/hitachi-ua430h.html
現行機より小さくかなり軽い
専用ホースではなく、高圧ホースで繋いでいる
それでもメリットは大きく手離せない存在
しかしあの専用ホースは高すぎる(笑)

某響く金物屋さんでは古いコンプレッサーを補助タンクに改造してくれる
またヤフオクでも数はないが比較的安く落ちている

補助タンク、使ってますか?
まだ、使っていないなら「量」だけではなく、利便性からもお勧めします