現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

一度登ったら最後まで

さて昨日に続き天井下地。
その天井下地施工で自分なりの決め事がある。

・下地は必ず柱芯入れ(後々の為でもあるが、芯がズレてるのが嫌い)
・その下地の通りは真っ直ぐに(ヨレヨレが嫌い)
・ビスは貫通させない(ガリっと痛いが大嫌い)
・あまりムクらせない(1間で1分位、ムクり過ぎてボードが張り辛いのが嫌い)
・吊り木は必ず垂直にし斜めにはしない(斜めってるがなぜか嫌い)

そして一番こだわっているのが
・一度乗ったら最後まで(何度も乗り降りするのが嫌い)

以前からそれなりには実践していたが、手間請けするようになってからはより意識的に。
足場を組んだら、乗る前に全てを準備する。

使う材は当然だが、通し柱や金物の当たり欠き加工も。
ビスも釘も使う分は確保。
インパクトの電池量も把握し、必要なら予備電池を。

準備に抜かりなしと思えば足場に乗る。
墨を打ち、下地施工へ。
いろいろ頑張ってから、一枚目のボード墨を打ち完了。
ふふふ、一度も降りなかったとほくそ笑む。
でも今回は電気配線がまだで断熱材もボードも施工できないのが不満。

実際、早いか?遅いか?分からない。
でも施工に流れがある気がする
流れがあると時間を忘れる。