現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

やっぱり小穴

過酷だったベランダ施工が終わり、今日から天井下地。
使う野縁はエゾ松の30×40×4000
建前直後に入荷した物は分が悪く使う気にならない。
一言お願いしてから入荷した物はまずまず。
現場用の小型自動かんな盤があればと切に思う。

いつも通りに野縁は尺間ピッチの縦使い。
天井ボードは千鳥に張るので3尺ピッチはダブル。
受け材にも尺間で深さ6ミリに小穴カッタで掘る。

今回は刃の出を設定してから養生テープで隙間という隙間を塞ぎぐるぐる巻に。
R30Y3で集じんするが6〜7割ほどは吸え、納得。
1階と2階の天井下地全てを一気に加工。
ついでに入り口建具のマグサの間柱欠きも。

しかし新建材となる建具枠が、どのメーカのどのグレードになるかまだ決まっていない。
建具上はとりあえず間柱を垂らすだけとなり完全に二度手間。
う〜ん、先行きが怪しい。

今日の現場談義
後輩とビス打ち機について話を。
MAX使いの後輩は「ターボ」と呼び、なぜか自分は「エアビス」と呼ぶ。
それでも会話は成立し問題はないが、お互い呼名は変えないまま(笑)

また、親方にレシプロソーを借りたいと電話すると必ず「レシプロってなんだ?」と。
「ダカダカ」と言うと理解する。
ちなみにジグソーは「小さい方のダカダカ」
インパクトレンチは「ガチャガチャ」
エアダスターは「シューシュー」
その他、こちらが理解しようとしない限りわからない呼び名がたくさんある。
オリジナルで呼び合うベテラン大工同士の会話はお互いの理解が進まず、笑いを誘う。

皆さんはどうですか?
自分だけの変な呼び名、ありますか?