大工にはそれぞれ好きな工具メーカーがあると思う。
自分なら日立、後輩はマキタなど。
それぞれ好みがあると思う。
でもメーカーにこだわらないで常に客観的に良い物を選択するのが一番賢いユーザーかもしれない。
ちなみに釣り道具も日立派とマキタ派のようにシマノ派とダイワ派がある。
自分は完全なるシマノ派。
嫁もシマノ派、でも釣り道具でなく自転車（笑）
さて、エア工具となるとMAX派なるMAX信者がかなり多数いる。
実際周りの方のエア工具はMAXが圧倒的に多い。
MAX以外買わない方も多い。
でもその流れに変化を感じる。
それはMAXの修理の件。
部品供給がなく修理に対応できないと帰ってくる道具が増えている。
親方のタッカーもコンプレッサーも。
周りにも同じような方がたくさんいて嘆きが聞こえてくる。
その対応の為か、馴染みの金物屋さんにはMAX下取りキャンペーンのポスターが。
ヤフオクを覗くとMAXの出品には断り書きが増えている気がする。
それはメーカー修理不可の文字。
一瞬、良心的な出品者だから明記していると思ってしまったが、本当に良心的ならそもそも修理不可物を出品しないはず。
そしてある日立の出品にはMAXと違い修理可能との文字も。
かつてのMAX信者が修理不可を受け、もう二度とMAXを買わないと別メーカーに乗り換えたケースを3件ほど目の当たりにした。
その一人はもちろんうちの親方。
同じ様な話は耳にする。
詳細は本家さんに委ねますが、末端のエンドユーザーとしてMAXの修理の件はかなり問題になっている。
もちろん部品供給を維持する事は大変だろうし負担だと思う。
企業である以上利益を追求するのは当然。
しかしこれまでの大切なお客様を失っているのも事実だろう。
少なくても自分の周りではMAX信者は減っている。
追記
本日、一緒に作業しているベテラン大工さんから日立の古い釘打ち機を頂いた。
本家さんから修理可能と聞いて一安心。
さすが日立！と喜んだ。
自分で修理出来るか、かなり怪しいが頑張るつもり。
